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大規模崩壊に関する対応ハンドブック等の掲載

 この度、大規模崩壊に関する対応ハンドブック等を掲載します。ここで掲示した資料は、林野庁治山課が「山地保全調査(大規模な崩壊に対する治山対策検討調査(平成23〜25年度委託調査))での検討内容をもとに作成したもので、森林科学研究所ホームページへの掲載をご了解いただいたものです。
 掲載文は、3つのファイルで構成されています。
 一つ目は、大規模崩壊現場対応ハンドブックです。斜面移動現象の体系的な理解と危険評価、予防・復旧対策の体系を整理したものです。
 二つ目は、大規模崩壊リスク評価マップ作成マニュアルです。ハンドブックで示されている危険評価の具体的調査手順書です。
 三つ目は、大規模崩壊潜在斜面危険度判定マニュアルです。危険評価で抽出された地域について大規模崩壊潜在斜面危険度判定を行うための具体的手順書です。
 ハンドブック等を利用される皆様におかれましては、本資料が適用事例を積み重ね、変更・改正していくべき性質のものとされておりますことにご留意いただければ幸いです。

 

大規模崩壊現場対応ハンドブック(案)

 近年、地球温暖化による集中豪雨や近い将来に発生が危ぶまれる大地震など、自然災害リスクの増大による深層崩壊などの大規模な山地災害の発生が懸念されている。大規模崩壊の発生頻度は非常に小さいが、一旦発生した場合は広範囲にわたって森林が消滅するとともに、流出土砂による人家、道路などの破壊や天然ダムの形成などにより中山間地域に甚大な被害をもたらすおそれがある。このため、森林管理に携わる現場技術者に対して、大規模かつ急激に滑動するおそれのある斜面移動現象の体系的な理解を促すとともに、危険度評価、予防対策、そして復旧対策を進めていくための手引きとして活用されることを目的として作成したものである。

大規模崩壊現場対応ハンドブック(案)約6.5MB 

 

 

大規模崩壊リスク評価マップ作成マニュアル(案)

 本マニュアルは、大規模かつ急激に滑動するおそれのある斜面移動現象の体系的な理解と危険度評価、予防対策、そして復旧対策を進めていくための手引きである「大規模崩壊現場対応ハンドブック(案)」の付属資料としての活用を想定し作成されたものである。
 本マニュアルでは、大規模崩壊に関する調査体系を次のように整理している。一段階として、全国で入手可能なデータを用いて危険度評価を行い「大規模崩壊発生危険地域」を抽出する。第二段階として、抽出された地域について大規模崩壊潜在斜面危険度判定手法を用いて危険度判定を行い、「大規模崩壊潜在斜面を判定」する。その上で、第三段階として「大規模崩壊潜在斜面」を対象として初期点検、非常時点検等を実施するというものである。
 本マニュアルは、第一段階の危険度評価、リスク評価マップを作成するための具体的な調査手順書である。

大規模崩壊リスク評価マップ作成マニュアル(案)約7.2MB

 

大規模崩壊潜在斜面危険度判定マニュアル(案)

 本マニュアルは、大規模かつ急激に滑動するおそれのある斜面移動現象の体系的な理解と危険度評価、予防対策、そして復旧対策を進めていくための手引きである「大規模崩壊現場対応ハンドブック(案)」の付属資料としての活用を想定し作成されたものである。
 本マニュアルでは、大規模崩壊に関する調査体系を次のように整理している。一段階として、全国で入手可能なデータを用いて危険度評価を行い「大規模崩壊発生危険地域」を抽出する。第二段階として、抽出された地域について大規模崩壊潜在斜面危険度判定手法を用いて危険度判定を行い、「大規模崩壊潜在斜面を判定」する。その上で、第三段階として「大規模崩壊潜在斜面」を対象として初期点検、非常時点検等を実施するというものである。
 本マニュアルは、第二段階の大規模崩壊潜在斜面の危険度判定を実施するための具体的な手順書である。

大規模崩壊潜在斜面危険度判定マニュアル(案)約8.3MB


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