(一社)日本治山治水協会は、林野庁が平成8年度から毎年行っている山地災害防止キャンペーンの関連行事として「山地災害防止 標語・写真コンクール」を林野庁の後援をいただき実施してきています。
令和3年度も6月から9月30日まで作品を募集し、厳正な審査により入賞作品を決定しました。
標語および写真コンクールの実施結果の概要は次のとおりです。
【標語の部】
審査の結果、最優秀賞(林野庁長官賞)1点、優秀賞(日本治山治水協会長賞)5点、奨励賞(同会長賞)5点の計11点が入賞しました。
最優秀賞は、愛媛県新居浜市の菅伸明さんの作品、「情熱と知恵と科学で守る山」に決定しました。
標語作品の応募総数は、3,564作品(昨年は3,040作品)で、昨年より大幅に増加しました。また、小・中・高校からの応募は、全体の48%を占めました。
【写真の部】
審査の結果、最優秀賞(林野庁長官賞)1点、優秀賞(日本治山治水協会長賞)5点、奨励賞(同会長賞)5点の計11点が入賞しました。
最優秀賞には、北海道函館市の山本竜太郎さんの作品、タイトル「集落を守る治山事業」に決定しました。
写真の応募数は102点で大幅に増加した昨年度(184点)の約6割に減少しました。コロナ禍の中、外出の機会が減少した影響もあるのではないかと思われます。
(賞状等の送付)
審査結果は、令和3年12月14日以降に受賞者にお伝えし、賞状及び副賞は令和4年1月に受賞者に直接郵送するほか、日本治山治水協会の会員である各都道府県治山林道協会を通じて全員にお届けしています。